格安SIMとSIMフリーの格安スマホの価格や特徴、契約できるMVNO

格安スマホの相場、平均的な月額料金!MVNO格安SIMの提供会社で格安SIMとSIMフリーのスマートフォンをセットで買う方法と、MVNOで格安SIMだけ申し込んでSIMフリーのスマートフォンはAmazonや大手家電量販店で買う方法セットで買うデメリット

国内SIMカード型MVNO ・中古端末市場規模急成長

SIMに関する知識

SIMとは?


SIMって?

Subscriber Identity Module(加入者識別規格)の略。一般的にSIMと言われるのは「SIMカード」の事を指します。


SIMカードって?

スマホガラケータブレットなどのモバイル端末に差し込んで使用する、データ通信や音声通話などを行うために必要不可欠なICチップカードです。

 

 

MNO・MVNE・MVNOの違いって?

MNOとは?

Mobile Network Operator(移動体通信業者)の略。自社回線を持っていてサービスを提供している事業者。
docomoauSoftBankなどのキャリア

 

MVNEとは?

Mobile Virtual Network Enabler(仮想移動体サービス提供者)の略。各キャリア(MNO)の保有する回線の一部を購入(レンタル)し通信事業を行っているMVNO支援事業者。
※自社でサービスを提供している場合はMVNEでありながらMVNOでもある。

 

MVNOとは?

Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)の略。

各キャリア(MNO)が持っている通信網の一部を借りて通信サービスを提供している事業者のこと。

※自分自身ではネットワークインフラを持っていない場合はMVNEと契約をしてサービスの提供を行っている

 

国内MVNO 市場規模の推移(2016年9月末)

※(株)MM総研 2016/12/4発表

 

独自サービス型SIMの回線契約数は657.5万に増加

 

 

独自サービス型SIMの回線契約数は前年比62.0%増の657.5万回線

独自サービス型SIMの事業者別シェアは、NTTコミュニケーションズが19.0%で1位

個人向けの独自サービス型SIMではインターネットイニシアティブがシェア1位

楽天ケイ・オプティコム等の新勢力が更にシェアを拡大

■ 低価格スマホ領域はY!mobile、UQmobileを含めた大手3キャリアの代理戦争が更に激化

 MM総研(東京都・港区、所長・中島 洋)は12月14日、国内MVNO市場の2016年9月末実績を発表した。MVNOサービスの総契約回線数は2016年9月末時点で5,562万回線となり、2015年9月末に比べ52.7%増加した。また、独自サービス型SIMの契約回線数は657.5万回線となり、前年比62.0%増を記録した。

◆ 回線種別ではBWAが最多で、前年比55.4%増の3,988万回線

 16年9月末時点の契約回線数を回線種別に分類すると、携帯電話(3G/LTE)が1,568万回線(シェア28.2%)、BWA(WiMAXおよびAXGP)が3,988万回線(同71.7%)、PHSが6万回線(同0.1%)で、2016年9月末時点に引き続きBWAカテゴリが最多となった。

◆ 独自サービス型SIMの契約数は657.5万回線

 独立系MVNO事業者がSIMカードを活用し、独自の料金プランで提供する独自サービス型SIMの回線契約数は、2016年9月末で657.5万回線となった。2015年9月末時点では405.8万回線だったので、1年間で回線数は62.0%増加した。

 

楽天ケイ・オプティコム等の新勢力が更にシェアを拡大

 2016年9月末時点の事業者シェアを見ると、1位はOCNモバイルONE等を提供するNTTコミュニケーションズで19.0%。次いで、IIJmio SIM・BIC SIM等を提供するインターネットイニシアティブの16.4%、楽天モバイルを提供する楽天の8.6%、mineoを提供するケイ・オプティコムの5.9%、BIGLOBE SIM等を提供するビッグローブの5.3%、U-mobileブランド等を提供するU-NEXTの4.3%となる。 

 なお、個人向けサービスだけに限定した場合、2016年3月末に引き続きインターネットイニシアティブのシェアが1位となる。

 

※全文はM&D Report1月号に掲載しています。


国内MVNO 市場規模の推移

総契約回線数は、
2014年9月末が1,928万回線
2015年9月末が3,642万回線
2016年9月末が5,562万回線となっており、
2年間で288%の急成長市場!!

 

 

独自SIMカードMVNO市場予測

※(株)MCA 2015/7/17発表

 

15年3月末のSIMカードMVNO契約数は315万、
14年度の中古端末市場は227万台

 

 

MVNO

  • 独自SIMカードMVNOの2015年3月末時点での契約数は315万
    事業者別シェアでは、上位4社でシェア半数強、上位10社で65%を占める
  • 2021年3月末には1,380万契約に達すると予測

【中古携帯端末】

  • 2014年度の中古携帯端末市場(消費者による中古端末の購入)は227万台
  • 2020年度には360万台へ拡大と予測

 

 

2020年度までの市場規模予測まとまる

~MCA、MVNO・中古端末の市場動向調査結果を発表~

MVNO
独自SIMカードMVNOを「通信モジュールによるサービスなどを除いた、MNOとは異なる独自の料金プランを提供する、SIMカードによる通信サービス」と定義し、その累積契約数を調査したところ、2015年3月末時点での契約数は315万だった。

図:独自SIMカードMVNO市場予測(単位:万契約)
(出典:MCA)


事業者別シェアでは「NTTコミュニケーションズ」「インターネットイニシアティブ」「BIGLOBE」「日本通信」の上位4社が全体の50.8%と過半のシェアを占めた。また、上位10社で約65%を占める結果となった。

今後の市場動向については、2015年度から2016年度にかけて認知率の向上とあわせて異業種からの事業参入による販売拠点の増加と多様なプラン提供、SIMフリー端末の充実および低価格化、店頭でのMNP即日持ち帰り拠点の増加といった、MNOと比較した際のデメリットの解消が継続的に行われることで契約数は着実に増加するとみられる。

また、中期的観点から、2020年度までのMVNO(独自SIMカード型)市場をみると、最大のターニングポイントは、今年春から導入された「SIMロック解除義務化」とみる。直近では市場に与える影響は軽微だが、2015年に販売された端末の「2年縛り」がなくなる2017年度以降、SIMロック解除可能端末の増加がMVNO市場の拡大ペース上昇に寄与すると考えられる。特に、2015年秋以降に登場するとみられる新型「iPhone」がSIMロック解除義務化を受けてSIMフリー端末化することの影響は非常に大きいだろう。

<中古携帯端末>
中古携帯端末市場を「国内の消費者による中古携帯電話・中古スマートフォン等の購入」と定義し規模を推計したところ、2014年度に市場は227万台で前年度比26.8%増に達したとみられる。

図:中古端末市場予測(単位:万台)
(出典:MCA)


中古市場では、当然ながら商品を売るためには中古品を調達する必要があり、販売台数は買取台数に左右される側面を持つ。2014年度はテレビCMを含めた積極的な宣伝活動、携帯販売店における買取、携帯修理事業者など異業種による買取事業参入もあり、買取台数は364万台へと拡大。販売台数も増加基調を維持した。

今後も市場は拡大し、2020年度には360万台になると予測される。中古端末市場は現在も「需要に供給が追いつかない」状態となっている。国内消費者からの需要はもとより、訪日外国人によるいわゆる「爆買い」や短期在住外国人からのニーズも生まれている。これら旺盛な需要に応えられるよう、安定的に中古端末を買い取れるかが今後の市場拡大の鍵を握っているだろう。

■調査概要
本格的な成長段階へのシフトが視野に入ってきた、格安SIMとも称される独自SIMカード型のMVNO市場。SIM単体での販売に加え、安価な端末と組み合わせ「格安スマホ」として販売する動きも積極的に行われています。また、端末も新品だけでなく中古品も選択肢のひとつになっています。

MCAは、MVNO×格安スマホ×中古端末が創出する市場を、既存のキャリアが提供してきた通信サービス市場とは別の『新領域市場』と位置づけ、当該市場の現状と拡大に向けた課題、および主要事業者の取り組みを調査しました。

 

独自SIMカードMVNO市場予測

 

出典:MCA「MVNO×格安スマホ×中古端末がもたらす新領域市場の動向と将来予測2020」

 

短期的観点・・・2015年度から2016年度にかけて「認知度アップ」「販売業者の増加」「低価格化が進む」「SIMフリー端末の充実」で契約数は着実に増加し、2017年度は「サービスの拡充・差別化が進む」「3大キャリアからユーザーを取り囲む」動きが中心になってくる。

 

中期的観点・・・「SIMロック解除義務化」は直近では市場に与える影響は少ないが、2015年に販売された端末の「2年縛り」がなくなる2017年度以降、解除可能端末の増加が市場の拡大ペース上昇に寄与すると考えられる。