フリーWi―Fi無防備利用は個人情報丸裸...サイバー犯罪への対策が必要?危険Wi―Fiスポット!
もうすぐ夏休み。スマホゲームに没頭する人も多いのでは?
最近、コンビニのイートインコーナーやファストフード店などでも導入が進んでいるフリーWi―Fi!
様々な危険性が潜んでいるというフリーWi―Fi。
今の若者は”ギガが減る”と言って4GやLTEの使用を嫌い、なるべくフリーWi―Fiにつなごうとします。ただ、アンドロイド用無料アプリで通信が暗号化されていないアプリは全体の33%。
フリーWi―Fiの環境下でこうしたゲームを起動して個人情報を盗まれたり、せっかく課金して育てたキャラが盗まれ“キャラ売買”されてしまい『ユーザーは見つかりません』などと表示されるケースも起きますよ
メールアドレスだけでもブラックマーケットでは1個50円くらいで取引されます。
氏名や口座情報もセットならさらに高く売買されます。
親の目を逃れてゲームし放題のフリーWi―Fiにたどり着いたが最後、10代の個人情報が丸裸にされる危険性が潜んでいる…
フリーWi―Fiの環境下で、個人情報を盗まれないようにするには一体どうすればいいのか。
ネット通信経路に暗号化をかけて誰が見ても分からないようにするVPNソフトを使うのが安全ですが、日本では半数近くの人が『聞いたこともない』という人もおおいのではないでしょうか?
オリンピックで観光に来る訪日外国人のためにWi―Fiスポットを増設する計画もある中、人の集まる東京にはハッカー集団の来日も必至で、サイバー犯罪への対策が必要…。
ハッカーにカモにされる東京で、個人情報ダダ漏れ状態でネットを利用することほど危険なものはないですよね。
インターネットバンキングとフリーWi-Fi
ネットバンキングの利用者は増えているが、11.3%がフリーWi-Fiを使うなど、セキュリティ上の懸念があるケースも少なくないようだ。
インターネットバンキングを現在利用している人は62.2%で、現在利用していないものの過去に利用した経験がある人は9.1%、利用したことがない人は28.7%だった。年代別では40代の利用率が67.4%、30代の利用率が66.0%など、仕事や育児で忙しい世代で高かった。また、50代の利用率が60%、60代の利用率が50%をそれぞれ超えているのに対し、20代の利用率は50%に届いておらず、若い世代の利用率の低さも判明。
インターネットバンキングを利用している人に、銀行を選ぶ際に重視しているポイントを複数回答で聞いた。最も多かったのは「手数料の安さ」(60.8%)で、以下、「セキュリティの高さ」(34.5%)、「サイトの使いやすさ」(30.6%)、「昔から利用しているメインバンクだから」(27.5%)、「利用できるサービスの多さ」(24.7%)と続いた。インターネットバンキング利用者の多くがセキュリティの高さより、手数料の安さで金融機関を選んでいる様子が分かった。
ただ、近年ではインターネットを介した不正送金などのトラブルも報告されており、インターネットバンキング利用にはセキュリティ対策の重要性が増している。しかし、セキュリティに対してあまり意識をしていない利用者もいるようだ。
独立行政法人情報処理推進機構は2015年12月24日、「情報セキュリティの脅威に対する意識調査」(実施:2015年10月)の結果について紹介している。調査の対象となったのは13歳以上のパソコンおよびスマートデバイスのインターネット利用者1万人。
それによると、「フリーWi-Fi」を使ってネットショッピングをする人は32.4%、インターネットバンキングやオンライントレードなどの金融関連サービスを利用する人は11.3%だった。また、最も脆弱性を悪用される可能性の高い「Adobe Flash Player」をインストールしている人の割合は68.6%で、そのうちの18.2%がソフトウェアの更新をしていなかった。
同機構は、「フリーWi-Fi」は不特定多数とアクセス環境を共有するため、利用者を狙った盗聴による情報窃取などの被害が懸念されると指摘。IDやパスワード等の機微な情報の入力が必要なサービスを利用しないなど、使途に留意することを呼びかけている。また、パソコンにインストールされているソフトウェアを定期的に確認・更新し、使用しているソフトウェアへの脆弱性対策を漏れなく実施することを勧めている。
インターネットバンキングは多くの人が利用しているが、利用にあたってはインターネットの接続環境やソフトウェアの更新状況などについて注意しておく必要がありそうだ。